当犬舎は、1980年から「ショータイプの子犬作り」を目的として設立していますが、繁殖した子犬の全てがショードッグとして活躍できるわけではありません。

逆に、ショードッグの資質を持った子犬はほんの僅かですし、犬界で注目されて活躍できるような子は10年に一頭程度でしか無いのです。

従いまして、繁殖は厳選計画したものに限っていますが、産まれた子犬の全てを犬舎に残すことは現実的に難しいものとなります。

また、ドッグショー活動や在舎犬の管理・譲渡犬との連絡やHPの運営にも資金を要しますため、オーナー様を求めて子犬の有償譲渡をしています。

 

譲渡に当たっては、可能な限り直接オーナー様宅まで子犬をお届けしてまいりましたが、今後もこの基本は変えずにいたいと考えています。

直接お届けしたいというその理由は、子犬の飼育環境を確認することにあります。

飼育環境を確認しておくと、オーナー様から子犬の飼育に関するご相談があったとき、子犬の飼育環境やご家族の構成などを思い出しながらできるだけ的確なご指導を可能にするためです。

 

また、子犬を迎えてからオーナー様が戸惑うことを避けるため、

お届け前の子犬の飼育方法は、オーナー様ご家族の生活サイクルをお聞きして、一頭一頭のオーナー様宅の生活サイクルに合わせて飼育しています。

熟年ご夫婦、共働きご夫婦、三世代揃った沢山のご家族、独り暮らし、初めて室内犬を飼育する、先住犬が居る、等々、様々な暮らしがあります。

長時間独りで過ごす子犬も居れば、一日中ご家族と触れ合っている子犬もいます。

ですから、事前にオーナー様の生活サイクルに合わせた飼育環境を整え理解させてから、お届けしなければなりません。

 

子犬を飼うことを決めたオーナー様には、それぞれの目的があります。

ご夫婦二人のみの生活になった、家族の会話が少なくなった、子供の情操教育、新居で室内犬を飼うのが夢だった、子供が成長して子離れとなった、等々、オーナー様ごとにその目的があります。

可能な限り、その目的に合った性格の子犬も選択してお届けしなければなりません。

ただ、私どもは極端に繁殖活動の少ない犬舎ですため、子犬お届けまでに2年間お待ちいただくなど、大変申し訳の無いケースもありました。

ペットロスなどの緊急なケースや飼育目的によっては当犬舎以外の犬種も推奨紹介することもありますが、そうしたケースでも必ず当犬舎で子犬を預かって基礎的な躾をしてからお届けしています。

 

    子犬を迎えて「こんなはずじゃなかった」と戸惑われては、オーナー様に申し訳ありま

    せんし、子犬が不憫になります。

    オーナー様から子犬を迎えて「良かった」と思われることが子犬の幸せにつながります。

    オーナー様の楽しいドッグライフを願って愛情いっぱいに子犬を育て上げお届けします。